JA島原雲仙管内の若手農家が初めて金賞を受賞

【島原雲仙】JA島原雲仙の千々石肉牛枝肉部会の木戸啓介さん(38)が、佐世保市千尽町の佐世保食肉センター(株)で7月27日に開かれた第25回長崎和牛系統枝肉共励会で、初めて金賞一席に入賞を果たしました。若手後継者が、褒賞の受賞を機にさらなる飛躍に心を弾ませています。
同部会は木戸さんら5人で構成。部会員のうち荒木良平さん(41)が銀賞一席に、同二席に平野幸一さん(56)、同三席に小川博信さん(39)(いずれも雲仙市千々石町)が名前を連ねました。同部会のメンバーはこれまでも、様々な大会で活躍してきた農家ばかり。
木戸さんは「金賞受賞は、今回が初めて。次はグランドチャンピオンを取れるよう、先輩方の指導を受けながら、いい牛を育てたい」と喜びを語りました。同部会の指導をする同JA西部基幹営農センターの立山登志文係長は「互いに研さんし合い飼養管理技術を磨き、努力した結果が受賞につながっている。『長崎和牛』のブランド確立のため、さらなる活躍を期待したい」と話しました。