【JAごとう】五島市でタカナの漬け込みが続いています

JAごとうの本山高菜加工施設でタカナの漬け込み作業が続いています。4月まで続く漬け込み作業は1月中旬までに計画の約3割を終え、2月に最盛期を迎える見込みです。収穫後、乾燥させるため、畑に並ぶタカナは五島の冬の風物詩となっています。
五島産タカナは、管内に3カ所あるJAの加工施設に生産者が運び込んだタカナをJAが買い取り、巨大なタンクに塩とウコンをまぶしながら漬け込む一次加工後、漬物業者に販売しています。
今年度産タカナは生産者63戸で約71ヘクタールを栽培。2511トンの生産を計画しています。高齢化により年々減少しているタカナ生産、反対に需要は外国産から国内産へのシフトで増加しています。今年度産は生産者からの買い取り金額を値上げしたものの、作付面積は減少しました。
JA担当者は「最盛期に計画以上に出荷が集中することも考えられるので、受け入れ準備を整えて質の良い五島産の塩蔵高菜を出荷していきたい」と話しました。

写真説明=塩とウコンをまぶす作業員