カーネーション出荷ピーク JAながさき県央

JAながさき県央大村カーネーション部会が栽培するカーネーションが出荷のピークを迎えています。今年産は、2~3月の冷え込みを経て4月から徐々に気温が上昇してきており、4月下旬から5月上旬にかけては例年に比べ収量が減少することなく、一定量の出荷が行われています。また、温度が上昇し、病気や害虫が増加することで花への影響が無いよう防除に努めます。
同部会が栽培する品種は県オリジナル品種の「だいすき」「ももかれん」「ひめかれん」など全25種類。出荷量は約250万本、販売額1億5000万円を目指しています。
5月上旬、同部会は大村市へ花束とアレンジを贈り、同部会産カーネーションをPR。贈ったアレンジは大村市役所の玄関先に飾られています。
同部会では、「長崎街道大村藩淑宿まつり」でフラワーアレンジメント体験など地域貢献活動にも積極的です。
山口功部会長は「今年産は夏の猛暑や年明けの冷え込みなど、栽培に苦労する年だったが、その分大切に心を込めて育てた。消費者の皆様には大村のカーネーションをたくさん楽しんで頂きたい」と話しました。