ビワの収穫が盛んなJA長崎せいひ三和地区でハウスビワを栽培する森保大和さん(29)は、本年産ハウスビワの収穫を終え、「小玉傾向に悩まされた1年だったが、たくさんの人のありがとうが聞けて嬉しかった」と一年を振り返りました。
森保農園四代目となる大和さんは、三代目の父、欣也さんと共にハウスビワを栽培しています。2022年春に脱サラし就農。「自分のやり方次第でどうにでも変えられる」という思いからSNS運用やビワ狩り体験を始め、長崎ビワの美味しさや魅力を多くの人に知ってもらうために発信を続けています。
ビワ狩りに訪れた人たちからは「おいしい」「甘い」「ありがとう」「来年もまた来たい」などの言葉が寄せられました。中にはビワを初めて食べたという人もいました。
森保さんは「これから夏場の作業で大変になるが、来年産のビワに向けて頑張りたい。おいしいビワを作ることはもちろん、ビワの知名度も上げていけるように活動や発信を続けていきたい」と語りました。