おいしいお米を食べてもらうために、泥まみれになったり、毎日田んぼの様子を見たりしているおじいちゃんの姿を見て、感謝をしたいという気持ちがよく伝わりました。いっしょに、田うえをして、感謝の気持ちがさらに強くなったのですね。「いただきます。」と心をこめて言っている姿が目に浮かびます。春休みにじいちゃんの家にあそびに行ったときごはんを食べていたら、うら口からじいちゃんがかえって来た。ふしぎに思ってじいちゃんを見たら、足はどろだらけで、顔はあせだくだった。私が、「どこに行ってきたの。」と聞くと、「田んぼだよ。」と教えてくれた。じいちゃんは私たちが食べるお米のために、田うえのさぎょうをしてくれていたのだ。じいちゃんを手伝いたいと思った私は、田うえの作ぎょうを手伝った。田んぼの中は、どろどろしていて歩きにくかった。こけないように足をよこに広げてひざとこしをまげてふんばった。なえがぬけないように、手のゆびに力を入れておくまでうえた。お米がせい長している間も、じいちゃんは田んぼのようすを見て、「まだ青いなあ。」と言っていた。夏のしゅうかくの作ぎょうでは、自分より大きなトラクターをうんてんしているすがたを見た。じいちゃんがたいへんな作ぎょうをがんばっているりゆうは、「家ぞくみんなにおいしいお米を食べてほしいから」だった。こんなにじいちゃんががんばってくれているのに、「いただきます」「ごちそうさま」を言えていないことに気がついた。これからごはんを食べるときは、「いただきます」「ごちそうさま」をきちんと言って、ごはんを食べられることにかんしゃをして食べたい。■講評12長崎県米消費拡大推進協議会会長賞気もちがこもったお米長崎市立日見小学校2年平田志乃
元のページ ../index.html#14