イチゴシーズン到来 収量増へ期待

【ながさき西海】JAながさき西海佐世保いちご部会は11月5日、令和元年産いちごの出荷を開始しました。昨年よりも7日早い出荷となり、クリスマス需要期である年内出荷に期待がかかります。
同部会では全面積で、大果で収量性のある品種「ゆめのか」栽培に取り組んでいます。昨年は10アール当たりの収量が平均4・5トンと過去最高の実績となりました。
今年産は、8月定植後大雨や台風の影響も受け、生育が心配されましたが、10月以降は天候にも恵まれ日照時間をある程度確保出来たことで、収穫量にも期待がかかります。
当部会では、いちご増収と効率的な栽培を目的に環境制御機器を導入する生産者が増加しており、現在部会員の約半数が導入している。
部会全体での本格的な出荷は11月中旬で、1番果のピークは12月上旬から中旬になる見込みです。出荷は来年6月まで続き約260トンの出荷を計画しています。