長崎県農業協同組合中央会会長賞Ⅰ部「ひとつぶものこしません」

「ひとつぶものこしません」

壱岐市立盈科小学校 一年

 牧永 彩伽

 わたしは、しろいごはんがだいすきです。まいにち、あさごはんや、よるごはんにしろいごはんをたべています。もっちりしていて、かめばかむほど、あじがおいしくなるところがすきです。

わたしがたべているおこめは、わたしのおじいちゃんとおばあちゃんたちが、つくってくれています。わたしも、おこめづくりをてつだったことがあります。

はるに、おじいちゃんと、おばあちゃんたちとおこめのもみまきをしました。もみまきをしてみて、わたしは、おこめひとつぶとひとつぶがたいせつだな、とおもいました。こぼれおちたもみをひとつぶひとつぶひろっているとき、それぞれに、いのちがあるんだな、とおもいました。

もみまきのあと、すぐにめがでたので、わたしは、びっくりしました。それから、どんどんおおきくなっていきました。わたしは、きになって、なんかいもたんぼのようすをみにいきました。おばあちゃんが、ながぐつをはいて、がんばっていました。いねかりがたのしみです。

わたしは、おばあちゃんと、おこめのせいまいもしています。せいまいのきかいにおこめをいれたり、でてきたおこめをスコップですくってふくろにいれたりします。それから、おもさをはかって、かみにかいてしばります。せいまいしたてのおこめは、やっぱりおいしいです。

わたしは、これからも、おいしいおこめをひとつぶものこさず、しっかりたべていきます。