「ごはん・お米とわたし」作文図画コンクール 「わたしのおうちのスペシャルごはん」

わたしのおうちのスペシャルごはん

佐世保市立相浦小学校 二年
福田 緑

 「Make a lot of rice.」お父さんが「ごはんたくさんたいて。」と、お母さんに言います。わたしのお父さんはアメリカ人です。お父さんは白ごはんが大すきです。おうちでたべるごはんはわしょくだけでなく、アメリカでもよくたべられているものもでてきます。その中でわたしがすきなのは、タコライスです。アメリカではタコスといって、トルティーヤのかわで肉ややさいがつつんであるけど、うちではいつもぐをごはんにのせるタコライスをたべます。タコスのぐが白まいによくあって、とてもおいしいです。
 わたしのおうちのおこめは、広しまのじいちゃんがつくっているものです。お母さんが子どものころは、あんぜんでおいしいおこめをつくるために、レンゲばたけやあいがもをつかっておこめをそだてていたと聞きました。お母さんも手つだっていて、たべものの大切さを知っているから、わたしや妹がごはんをのこすと、きびしいです。でも、わたしもその気もちがわかるなと思います。おうちでそだてているミニトマトがまだ青いとき、近じょの小さな子にとられてしまったときはかなしかったし、そだったミニトマトはおいしくたべてもらいたいと思ったからです。だからわたしも、じいちゃんがそだてた大じなおこめをのこさずたべるようにしています。
 お父さんが子どものころからたべていたタコスとじいちゃんが大じにそだててくれたおこめ。その2つがあわさったタコライスは、わたしの大すきな「わたしのおうちのスペシャルごはん」です。お父さんが聞きます。
「Who wants to eat Taco rice?」
「Me!」
わたしが元気にこたえます。