「家の光」で防災を学ぶ JAながさき西海

JAながさき西海女性部江上支部は中旬、防災講習会を同JA南部中央支店にて開催しました。講師に日本防災士会の渋谷香奈さんを招き13人が参加。講習では防災についての心構えや事前に準備しておきたいものなど学んだり、災害時に役立つ調理実習も実施しました。実習では「家の光」2020年9月号別冊付録「災害食レシピ」の記事を活用し米の炊飯、焼き鳥と春雨の中華煮など5品に挑戦。高密度ポリエチレン製のポリ袋に食材と調味料を混ぜ湯せんにかけるだけのお湯ポチャレシピ。この調理法は、水加減を変えることで米の固さを変えられ、おかゆのように柔らかく炊飯もできました。災害時は水が非常に大切となるので水は極力使わず調理、試食を行うよう心掛けました。
渋谷講師から「災害にあった時は今日の実習でできたことを100%行うことは難しい。もしもの際は今日の経験を思い出し活かしてほしい」と語りました。
清水ハツ子支部長は「実習では味付けや水加減の調整が少し難しかったが実践できてよかった。家族や知人にも今日の講習のことを話し、防災の意識向上のきっかけとなってほしい」と話しました。