直売所で“春の訪れ”感じて ふきのとうズラリ

【ながさき県央】JAながさき県央が運営する東彼杵郡川棚町の農産物直売所グリーン東彼新鮮市場で「ふきのとう」が人気商品となっており、買い物客に「春の訪れ」を知らせています。
出荷するのは、同町でカリフラワーやネギなどを栽培する塚本ヒサ子さん。自宅の敷地内に20年ほど前から姿を見せた「ふきのとう」を当時は見向きもしなかった塚本さんでしたが、年々数が増え現在では4㌃分にまで広がっています。知人に話すと同直売所への出荷を勧められ、昨年から店内に並べるようになりました。
「まさかこんなに皆さんに喜んでもらえるとは思ってもみなかった。本当に自然の恵み」と笑顔で語る塚本さんは、「ふきのとう」の独特の苦みを気にすることなくおいしく食べられる「ふき味噌」を店内POPで来店者に提案。細かく刻み、味噌と砂糖で炒めて作ると、ご飯のお供になる。
出荷する15パック程度もその日のうちに完売しました。出荷は2月末まで続く見込みです。