JA長崎せいひ女性部は西彼杵郡時津町の同JA時津支店で第5回地産地消料理コンテストを開きました。12作品が出品され、総合優勝に大西海地区女性部の「変わり具3種巻き寿司」を選びました。
地元の食材の良さを見直し地域の食文化の継承につなげ、新しい食材の活かし方を発掘すると共に、専門家の評価を受け料理の知識・技能を取得することを目的としています。
調理師やパティシエの養成を手掛ける学校法人川島学園の副学園長である川島明子さんを審査委員に迎え、出品者である女性部員らも相互に審査しました。地元食材を活かすために懸命に考えたオリジナルレシピをもとに、主食・副菜・デザートの3部門においてアイデア性、味、普及性、盛りつけの観点から審査を行いました。
総合優勝した大西海地区女性部の「変わり具3種巻き寿司」はのり巻き、高菜巻き、薄焼き卵焼きの3種。通常使用されるかんぴょうの代わりに地元特産品であるゆでぼし大根を使用し、臭みの少ない大西海SPF豚を具として加えるなど地元食材を活かした料理となっています。
川島さんからは「食材が揃えやすく、作りやすい。バランスもいいし見た目も綺麗」と評価を受けました。
同コンテストには女性部各支部の代表、JA役職員ら約80人が参加しました。同JA森口純一専務は「女性部の力をもっと表に出せるようにしたい。本日のコンテストで女性部の皆様の活動が更に活発になることを期待している」とあいさつしました。入賞作品のレシピは同JA直売所で配布します。
写真説明=川島さんと女性部員が出品料理について意見を交わす(西彼杵郡時津町)