JAながさき西海松浦地区で2020年産契約キャベツの出荷が始まっています。松浦地区蔬菜(そさい)園芸部会キャベツ専門部は1月21日、牟田集荷所で出荷協議会を開き、販売方針や販売計画、出荷規格について意志統一しました。
今年産は、生産者11人が約2・5ヘクタールで栽培に取り組んでいますが、昨年8月下旬から9月上旬にかけての曇雨天や台風9号、10号により定植が遅れました。
11月から12月の干ばつ、暴風雨によって全体的に生育の遅れが見られ小玉傾向だったですが、昨年12月下旬から収穫、出荷が始まりました。
2月中旬から3月上旬に最盛期を迎え、3月末までに約92トンの出荷を見込みます。
同地区のキャベツは市場でも品質評価が高く、契約出荷のため価格も安定。新型コロナウイルスの影響もあり青果物の家庭内需要は増えており、拠点市場に向け部会一丸となって新鮮で安心・安全なキャベツを安定出荷します。
生産者らは「本格的な出荷はこれからだが、収穫直前までしっかりと管理を行い、質の良いキャベツを出荷できるよう努めたい」と話していました。