JAながさき西海平戸地区管内で、5月下旬からタマネギの収穫が始まりました。今年産は品種「ターザン」を中心に作付けし、青果、加工用あわせて400トンの出荷を計画しています。
定植は昨年12月内にほぼ完了、1月下旬以降気温が平年より高く推移したため生育は順調に進みました。
4月末に行われた現地検討会では、潅水の徹底、ベト病や腐敗球などの病害対策の薬剤散布を呼びかけ、全体的に玉肥大も良好で高品質なタマネギに仕上がりました。
青果用は10玉ほど束ねて「つり干し」という手法で自然の風で乾燥させ、7月上旬から9月にかけて出荷します。
加工用は500キロ入る鉄のコンテナに入れ6月中に出荷します。
JAの担当者は「今年も玉しまりの良いタマネギに仕上がった。つり干しにすることで甘さが増した平戸タマネギをより多くの消費者に届けたい」と意気込みます。