JAながさき西海松浦地区で春作アールスメロンの出荷が6月下旬から始まりました。
御中元用の需要が高まる7月中旬から8月上旬にかけて出荷の最盛期を迎えます。
松浦地区メロン部会では、6人の生産者が84アールを栽培し、約20トン(2500箱=1箱8㌔)の出荷販売を計画。松浦メロンのブランド化を図るとともに、販売高向上を目指します。
同地区のアールスメロンは、松浦市の産品戦略で核となる12品目の「松浦の極み」のひとつで、白肌で芳醇な香りと上品な甘さが特徴。贈答用としても人気が高いです。
今年産は、春先の朝夕の冷え込みや、平年より早い梅雨入りで肥大期に降雨などはありましたが、温度・水のコントロールなど気象環境に対応した生産管理を行い順調に生育。全体的に大玉傾向でネットの発現も良好に仕上がっており、糖度も14度以上を確保できています。
本格的な出荷を前に牟田集荷所で開かれた出荷協議会では、生産者や関係機関、JA担当者ら約10人が参加し、販売方針や出荷規格などを確認しました。
辻邦彦部会長は「今後も栽培管理を徹底し、高品質な松浦メロンを生産・販売していこう」と呼びかけ、意志統一を図りました。
同部会では、毎年恒例の「松浦アールスメロンまつり」を8月8日(午前9時から午後3時まで)に道の駅「松浦海のふるさと館」(松浦市志佐町)で開催を予定しています。