雲仙ブロッコリー部会 販売高10億円目指す

JA島原雲仙の雲仙ブロッコリー部会は14日、雲仙市内で令和3年度通常総会を開きました。取扱量2600㌧、販売高10億6600万円、販売単価410円/㌔を事業目標に掲げました。販売高については2年越しの目標である10億円超えに挑みます。部会員、JA、市場らと一体となって取り組むことを決議しました。

21年度の事業目標として、①品種特性の把握と作型の確立②病害虫防除対策の確立と秀品率の向上③計画作付けと継続出荷の実施④出荷予測システムの構築、を挙げました。新しい取り組みとして、国が進めるスマート農業の実証プロジェクトによる出荷ピーク時の労力軽減の実証を行います。

優良出荷者表彰では、最高出荷者として吉田圭太郎さん(雲仙市吾妻町)ら4人が表彰されました。

同JAの田中敏昭常務は「新型コロナウイルスによる営業自粛等の影響もあり価格が伸び悩んだが、部会員の皆様の努力に感謝する。JAも集出荷、販売体制を強化し皆様の負託にこたえたい」とあいさつしました。