県央 バレイショ販売額24億突破!

JAながさき県央ばれいしょ部会で7月上旬、2021年産春作バレイショの出荷が終了しました。

12日の取引時点で販売金額が24億7000万円を突破し、過去最高金額を記録した昨年の23億6000万円を大幅に越えました。先行産地の不作や、前年産秋作バレイショからの高値がそのまま続いたことが記録更新を後押ししました。

総出荷量は1万1944㌧(前年比114%)、平均単価は1㌔約209円と生育、単価ともに良く豊作の年となりました。

同部会飯盛有喜支部では「トンネルメーク」と呼ばれるビニール被覆を行うことで露地栽培より出荷時期を約1ヵ月早める栽培方法を導入。早期出荷することで大手量販店やスーパーにおける長崎県産バレイショの売り場確保に努め、通常出荷分をスムーズに送り出す取り組みも功を奏したといいます。

同JAバレイショ選果場の有塚直也場長は「今年産も部会や各市場が協力し、数量と単価ともに良い結果で出荷を終えることができた。今後も一丸となって高品質なバレイショを安定出荷できるよう努めたい」と話しました。