早生栗の出荷 秋の味覚を堪能

JAながさき県央が運営する直売所「産直かやぜ」で8月中旬から始まった栗の販売がピークを迎えています。

8月18日は生産者3人が早朝から20袋(1袋300~400㌘程度)を店内に陳列しました。8月下旬から9月上旬にかけては日量50~60袋を見込み、販売は9月末までを予定しています。

「産直かやぜ」で早生栗を出荷する田添由枝さん(62)は、今年は長雨の影響で10日前後に栗が落ち、例年に比べて3~4日早く販売を始めました。今年は傷が少なく、品質はA品(秀品)で大玉傾向にあります。田添さんは「栗は9月からと思う人も多いが、毎年盆明けの8月中旬から出し始める。おいしく出来ているので、たくさんの人に食べてもらいたい」と話しました。

「産直かやぜ」の松尾恭二店長は「長雨により例年に比べて量は少ないが、非常にきれいな栗がそろっている。これから柿や秋冬野菜も出始めるので、秋の味覚を堪能してほしい」と話しました。