壱岐市 「ゆめのか」7万7000本 株冷処理

JA壱岐市いちご部会は8月25日と30日、2021年産イチゴ苗の株冷入庫を行いました。品種は「ゆめのか」で約7万7000本の苗がコンテナで持ち込まれました。

株冷処理では、苗を低温で暗い場所に保管することで、花芽分化が促進されます。特に需要が高まる12月のクリスマス時期の出荷に間に合うような栽培が可能となります。

早朝から多くの部会員が芦辺町の同JA多目的集荷場に苗を持ち込みました。

本年産の育苗期は、炭そ病がでやすい気候条件でしたが、予想より病気は少なく、予定通りの生育となりました。

今後、約2週間の株冷処理後、JA指導員による花芽検鏡を行い、定植が始まります。

同JA農産園芸課の山口優希指導員は「炭そ病も少なく、各ハウスで順調に育苗が進んだ。需要期となる12月出荷につなげるため、しっかりと管理していきたい」と話しました。