JA壱岐市 廃棄ビニールの回収 環境への配慮

壱岐市とJA壱岐市は9月中旬、環境に配慮した農業活動の促進と適正な回収・処理を促進するため、農業用廃棄ビニール類の集荷作業を行いました。

農業分野、特に施設園芸では、良質な農産物の栽培にあたり、ビニールハウスをはじめとしたプラスチック資材が必要不可欠です。一方で、それらを焼却処理した場合に発生するCO2の排出や、不法投棄により環境に深刻な影響を与える事が世界的に懸念されています。

今回の集荷では農業用ビニール類や牧草ラップなどを回収。雨の中多くの廃プラ類が持ち込まれました。同JAの職員が作業にあたり、実施した2日間の作業で約22㌧の回収が行われました。

集められた廃プラスチック類については、適正な管理の下処理が行われます。

同JA農産園芸課の藤江武宏係長は「各農家の皆さんには、適切な管理と処理についてご理解いただきありがたい。農業振興において、プラスチック資材の活用は必要不可欠。環境に配慮し適正な管理を行っていく」と語りました。