JAながさき西海 契約キャベツ出荷始まる

JAながさき西海松浦地区蔬菜園芸部会キャベツ専門部では、令和3年産契約キャベツの出荷が始まっています。2月中旬から3月上旬に最盛期を迎え、3月末までに約120トンの出荷を見込んでいます。

今年産は、生産者9人が面積約3ヘクタールで栽培に取り組んでいます。

8月中旬から下旬の大雨や長雨、曇天の影響で苗の生育不良や定植遅れが見られ、9月下旬以降も干ばつの影響で活着不良となったことから全体的に生育が遅れ小玉傾向になりましたが、1月上旬から収穫、出荷開始となりました。

同地区のキャベツは市場でも品質評価が高く、契約出荷のため価格も安定しています。新型コロナウイルスの影響もあり青果物の家庭内需要は増えており、拠点市場に向け部会一丸となって新鮮で安心・安全なキャベツの安定出荷を目指します。

JA担当者は「これから本格的な出荷となり量も増えていくが、収穫直前までしっかりと管理を行い、良質なキャベツを出荷できるよう努めたい」と話しています。