JAながさき県央中部集出荷施設で1月25日から、2021年産中晩柑の共選が始まりました。
2月1日までに、「スイートスプリング」「早香」「ポンカン」の3品種計約40㌧を選果。
秋口に好天が続いたことで、品質は全体的に良好で糖度は平均12度台と例年並みに仕上がりました。
「スイートスプリング」は等級が良品以上、階級がS以上、着色が7分以上に選別。「早香」と「ポンカン」は等級が良品以上、階級がM以上、着色が9分以上を基準に選別し、ともに関東と東北方面に出荷します。
2月中旬からは、不知火(しらぬひ)の選果が始まる予定。
1月中旬に目ぞろえ会があり、営農指導員は生産者に「収穫時のハサミ傷」と「腐敗に繋がる果実の除去」の2つに留意するよう伝えました。生産者の努力により、集荷した中晩柑は傷が少なく品質も良好でした。
同JA中部営農センター販売課の山口智弘職員は「品質が良く、順調に選果も進んでいる。消費者に県央産の中晩柑を味わってもらえたら嬉しい」と話しました。