【JA島原雲仙】管内でアスパラの出荷が始まっています!

JA島原雲仙の南西部アスパラガス部会は1月下旬から、2018年産のアスパラガスの出荷を始めました。今年産は、L階級以上の太物の割合が高く、順調な出荷スタートを切り、約200㌧(前年比145%)を計画し、10月まで出荷が続きます。
同部会は、部会員73人が約10㌶のハウスで栽培を手掛けています。生産対策として、地区毎の現地検討会の開催や土壌分析の実施、低収量圃場での改植などに取り組み、高品質なアスパラガスの出荷に努めている。
今年産は、11~12月の冷え込みにより休眠が十分に確保でき、茎葉の状態も良好に推移したため、生育は順調です。今後は気温の上昇とともに、出荷量も増加してくる見込みです。春芽は3月、夏芽は7月に出荷のピークを迎えます。収穫されたアスパラガスは、南島原市加津佐町にある同JAの口加選果場で等級、階級別に分けられ、主に関東方面の市場に出荷します。
同部会は、同町内で出荷協議会を開きました。部会員、JA全農ながさき、島原振興局、関係市場などが出席し、生産概況や出荷規格などについて確認しました。
宮崎陽一部会長は「今年産は天候に恵まれ、順調な出荷開始となった。今後の栽培管理を徹底し、収量アップを目指していこう」と呼び掛けました。

写真説明=アスパラガスの出荷が始まった口加選果場