早期米「コシヒカリ」36㌧出荷

【ながさき県央】JAながさき県央では8月7日、県内で最初の早期米「コシヒカリ」の出荷がスタートしました。前日には36㌧を検査し全量を1等に格付。

「8月の盆前に食卓へおいしい米を届けたい」と、同市森山町の慶師野地区の生産者を中心に早期米「コシヒカリ」の栽培が始まり、今年で29年目を迎えます。

2018年産は7月上旬に襲来した台風の被害も少なく、収量は平年並みの約190㌧を見込む。4月の田植え以降、生産者と営農指導員らで定期的に圃場を巡回し、適正な施肥や水の管理をしたことで、良質米の生産につながりました。

早期米の栽培は同市森山町で43人が約45㌶で作付け。慶師野地区良質米生産組合の陣野孝雄会長は「今年産は天候に恵まれ順調に育った。丹精込めて作った米を食べてほしい」と話しました。

同日は出荷式と試食会を開き、同JA役職員や関係機関、Aコープ店舗を利用している一般消費者ら約50人が参加。生産者が早朝から準備した新米おにぎりを試食しました。

参加者は「新米が出てくるのを待っていた。甘みがあっておいしい」と笑顔で話しました

早期米「コシヒカリ」は同市内のAコープ各店舗や県内のスーパーでも販売しています。

 

写真説明=早期米「コシヒカリ」を試食する参加者ら