秋作バレイショ出荷ピーク 年明けから新バレイショへリレー

【島原雲仙】JA島原雲仙おばま地区営農センター管内で、秋作バレイショの出荷がピークを迎えています。年明けからは新バレイショにリレー。自主検査と受入検査を徹底し規格、品質の統一を図り、重点市場と連携して計画出荷に努めています。
来年1月末までに約1900㌧を出荷する計画です。同JA馬鈴薯(ばれいしょ)部会北串支部が秋作バレイショ29・0㌶、新バレイショ50㌶で栽培。品種は「ニシユタカ」が7割を占め、残りは「アイユタカ」「メークイン」「デジマ」「さんじゅう丸」です。
秋作バレイショは昨年8月下旬、新バレイショは9月15日から植え付けを始め、植え付け後は干ばつによる生育不良が心配されていましたが、生育後半の降雨と気温の上昇によりほぼ例年並みまで回復。
同センターで機械選果、箱詰めして主に関東、関西、中国方面へ出荷します。
同センターの金田克久課長は「干ばつなどにより生育が心配された。出荷初めは、やや小玉傾向だったが現在は持ち直している。秋作、新バレイショをリレー出荷する産地の特徴を活かしながら有利販売に努めていきたい」と話しています。

写真説明=秋作バレイショの出荷がピークを迎えたおばま特産センター