JA壱岐市は1月中旬、(農事組合法人)こくぶ(橋本直巳代表理事)の圃場へ地元の壱岐市立那賀幼稚園を招き、『壱岐黄金』の収穫体験を実施。また、農福連携の一環として社会福祉法人「結の会」も合同で収穫体験を行いました。
『壱岐黄金』は、「ながさき黄金」を壱岐独自にブランド化したばれいしょ。
第9次営農振興計画の新規戦略品目として1億円産地を目指し、取り組んでいます。
当日は、当組合の構成員をはじめ、JA壱岐市農産園芸課の渡邉茂係長や担当の長岡大紋指導員も参加し、園児らに詳しく収穫方法を説明。園児らはそれぞれスコップを持ち、自分で掘り起こしました。ばれいしょが出てくると嬉しそうに「ここにもある」「いっぱい採れた」など思い思いに語り見せあい、また、収穫機械に興味を持った園児を同乗させると、大変喜んだ様子を見せました。
同園の鬼塚恭壽園長は「農業は大変なイメージもあると思うが、機械化も進んでいるので、将来子どもたちには農業も仕事の選択肢として考えてもらえたら嬉しい」と話しました。
また、橋本理事は「限られた時間だったが地域の子供たちが体験を通して収穫の喜びを感じ、農業に興味をもってもらえたら幸い」と語りました。