家畜人工授精優良全国大会 最優秀賞受賞!

日本家畜人工授精師協会は14日、人工授精の優良技術を発表する全国大会を東京都内で開催しました。最優秀賞である「西川賞」に長崎県代表で諫早市小長井町の小柳詩織さんが選ばれました。長崎県では平成26年の受賞に次ぐ10年ぶりの快挙です。
小柳さんは、「繁殖成績向上への取組みにおけるICT活用及び診療獣医師との連携」と題し、ICTツールを活用した個体母牛の個体管理や診療獣医師と連携した飼養管理を行い、分娩間隔が442日から390日と大幅に短縮し、コスト縮減が図られることを発表されました。受賞を受けた小柳さんは「このような名誉ある賞を頂きとても嬉しい。受賞がゴールではなくこれからもより一層地域の農家のために貢献していきたい」と語りました。大会開催以来、長崎県内での西川賞受賞者は5人目です。