JAながさき西海平戸地区ビーンズクラブは、平戸集荷センターで2017年産キヌサヤエンドウの出荷協議会を開き、販売方針や出荷規格について意志統一を図りました。
同クラブは、50歳代から80歳代の女性が中心となって軽量で育てやすいキヌサヤエンドウを露地栽培して春先の収入源にしており、4月に最盛期を迎え、5月までに約4トンの出荷を計画しています。
同地区のキヌサヤエンドウは市場からの評価も高く、3月のひなまつり需要で価格も上昇傾向にあり、生産者の意欲も高まっています。
今年産は、冬の冷え込みで一部霜害にあった圃場も見られましたが、概ね順調に生育し、全体的に品質良く仕上がっています。生産者は、品種固有の形状、色沢で病害虫のないものを選別し、階級別に箱詰めして出荷します。
協議会では目揃えも行い、現物を見ながら品位や階級など出荷規格を確認しました。今後は、肥培管理での樹勢維持や病害虫防除に努めていきます。
生産者らは「高齢者がほとんどだがお互いを元気づけ合って楽しみながら出荷していきたい」と話しました。
写真説明=出荷規格を確認する生産者(平戸市)