直売所で食品衛生講習会 HACCPによる衛生管理の徹底を呼びかけ

【ながさき県央】JAながさき県央営農部産直課が運営する直売所「きん彩」は2月21日、加工品出荷者を対象に食品衛生講習会を開きました。2018年6月に「食品衛生法の一部を改正する法律」が公布されたことを受け、21年から義務化されるHACCP(ハサップ)の説明と、HACCPによる衛生管理の徹底を呼びかけることなどが目的です。
長崎県県央保健所から、HACCPの考え方に基づく「衛生管理計画書」の作り方の指導などがあり、出荷者ら21人が講師の話に耳を傾けていました。
HACCPは、食品業者自らが加工食品を作る工程で汚染や異物混入などを防ぐため、継続的に監視・記録する工程管理システムで、計画書を作成し「見える化」することで安全性確保につなげます。
産直課の藤山博文課長は「食中毒や異物混入が絶対起きないよう今後も衛生管理の徹底を呼びかけし、消費者に安全・安心の提供を続けていきたい」と話しました。