設立55周年 小串トマトの歴史繋ぐ 3代目奮起中!

【ながさき県央】JAながさき県央の小串トマト組合が設立55年を迎えました。同組合は栽培農家5戸と、小規模な組織です20代の新規就農者1人を加え、3代目にあたる後継者4人も奮起中で、着実に伝統を受け継ぎ、次世代へ向けて歩みを進めています。
7月上旬、東彼杵郡川棚町内で開いた「小串トマト組合設立55周年記念祝賀会」では小串トマト組合の一瀬薫組合長をはじめ、川棚町長、県央振興局関係者ら45人が鏡割りなどで、これまでの活躍と今後の奮起を誓いました。
小串トマトは小ぶりで糖度7度以上と甘味が強く地元でも人気が高い。同組合は、これまで全国施設園芸共進会で「農林水産大臣賞」を受賞するなど輝かしい成績を残しています。
2018年産は2・5㌶を作付けし、200㌧(前年比107%)を出荷しました。今年4月からは諫早青果市場への出荷もスタートし、着実に販路を拡大しています。
現在、若手後継者らがハウスの新建設を進めており、作付面積の拡大が期待されています。
同組合の一瀬組合長は「さらなる組合の発展を目指し、今後も研修の実施や後継者育成、販促活動など積極的に努めていきたい」と話しています。