【JA島原雲仙】JA島原雲仙の雲仙ブロッコリー部会は、部会が発足して半世紀という節目の年に販売高が初めて7億円を超えた事を祝い8月20日、雲仙市瑞穗町内で記念大会を開きました。大会では、令和5年度までに取扱数量2300㌧、販売高10億円の大台を目指すことを宣言しました。
同部会は1968年に発足し、1972年からブロッコリーに着手し、試作などを繰り返し2年後から本格的な栽培をスタートしました。機械化や農地の基盤整備に取り組み、2001年には販売高が1億円を超え、2011年に導入した製氷機と氷定量拠出装置による氷詰め出荷やJA選果場での共同選果を始めたことで、2013年には5億円の大台突破に繋がりました。今年産の取扱実績は、取扱数量1947㌧、販売高7億6045万円。
記念大会で今後の産地振興方策として、①部会員の意識の統一と意欲の向上②商品化率の向上③販売単価の追求を掲げました。
本多幸成部会長は「様々な取り組みの積み重ねが、7億円達成と日本農業賞等の受賞につながった。今後は、さらなる高みを目指し新しい技術にも積極的に取り組んでいきたい」とあいさつしました。