「長崎和牛PREMIUM(プレミアム)県央」 独自ブランド化に手応え

【ながさき県央】JAながさき県央肥育牛部会は10月31日「第4回JAながさき県央肥育牛部会主催枝肉共励会」を佐世保食肉センターで開きました。諫早支部の山﨑英治さん(65)の出品牛が金賞に輝きました。
4月に独自ブランド「長崎和牛PREMIUM(プレミアム)県央」を立ち上げてから初めての共励会。出品頭数全45頭のうち33頭が独自ブランドの規格(格付A4以上、BMS7以上、月齢28ヶ月以上)に該当する好成績となり、独自ブランド化への手応え感じました。
山﨑さんの出品牛は格付A5、BMS12と高数値。午後から行なわれたセリでは、販売単価3504円(平均単価2474円)で取引されました。山﨑さんは「目標だった格付や等級に達し、更に最高の賞を頂けて嬉しかった。今後も、丁寧な管理を行なっていきたい」と笑顔で話しました。
日本食肉格付協会、全農ミートフーズ(株)ら4人が「肉付き」「モモヌケ」「皮下脂肪」などを審査。講評では「皮下脂肪の厚い枝肉が若干見られるが、サシや肉質については全体的に向上してきている」と、ブランド立ち上げによる部会員の生産意識の向上が垣間みえました。
その他の入賞者は次のの通り。(カッコ内は支部名)
▽銀賞=浪瀬誠司(東彼杵支部)▽銅賞=丸田静子(川棚支部)▽歩留賞=二瀬秀幸(東彼杵支部)