諫早市にある長崎県立農業大学校で16日、農大祭「飛雲祭」があり多くの市民でにぎわいました。
今年のテーマは「『飛翔』~農で繋(つな)げる新次代~」。飛雲祭実行委員長で同校2年の山下洸介さん(20)は「来場者はもちろん、自分らも楽しめるイベントを企画した。農業に親しんで楽しんでもらえたら」と話しました。
恒例の餅まきの後、会場に並んだ野菜や果物、花などを販売するブースでは市価の6割程度の価格の農産物がずらり。市民らは列をつくり新鮮な野菜を買い求めていました。
校内の畑ではサツマイモの収穫体験もあり、親子連れらが芋掘りを楽しみました。会場には同校で収穫した食材で作った豚汁や栗の混ぜご飯、カレーなども格安販売。
大村市から初めて訪れたという40代の主婦3人は「野菜やイチゴの苗を買って帰りたい」と笑顔で話していました。