【島原雲仙】JA島原雲仙島原地区営農センター管内で、2月12日から春ダイコンの出荷が始まりました。2月11日までは秋冬物を出荷し、12日から春物へリレー。現在出荷しているダイコンはハウス栽培および「べたがけ」栽培の物で、ハウス物の後はトンネル栽培の出荷を行います。出荷のピークは4月上旬になる見込みで、5月下旬までに6840㌧を出荷する計画です。
伊達孝誠部会長ら同JA島原市大根部会85人が秋冬もの・春ものを合わせると約160㌶で栽培しています。春ものは、「春岬」や「春のきらめき」などの品種が中心。 暖冬の影響で、例年に比べ3週間ほど生育が前進し、出荷も前倒しとなりましたが、2月下旬からは落ち着いてくる見込みです。
2018年に導入した、日量120㌧を処理できる洗浄選別施設が威力を発揮し適時、高品質なダイコンの出荷を行っています。
収穫したダイコンは、島原市大手原町にある同施設に運び、洗浄、選別したあと箱詰めして近畿、中国方面に向けて出荷します。現在はL・2Lサイズを中心に、日量1万ケース(1箱12㌔)を出荷しています。