【ごとう】JAごとうでは3月10日、水稲育苗施設で令和2年産早期米の育苗が始まりました。管内に二ヵ所(黒蔵・富江)ある育苗施設でコシヒカリ21000枚(約100㌶)、なつほのか7000枚(約35㌶)を一週間かけて播種(はしゅ)します。種子を播種機で育苗箱に播(ま)いていき、施設内に並べます。
育苗施設には地元の高校の卒業生が作業の応援にかけつけ、営農担当者は「進学や就職で五島を旅立つ前に、少しでも種まきを体験し、農業を学び、いい思い出を作ってほしい」と話します。
作業員は卒業生と協力しながら育苗箱を運び、並べていった。卒業生は「大変きつい作業だったが、周りの大人は黙々と作業していて自分の未熟さに歯がゆくなった。とても良い経験になった」と話しました。
育苗施設で約三週間育てた後に4月上旬頃から順次、農家へ配布します。