【JA長崎県女性協】JA長崎県女性組織協議会は4月3日、全国から集めたヒバクシャ国際署名4万3732筆を県内で署名運動を進める長崎県民の会に手渡しました。
国際署名活動は被爆地である長崎、広島両県の女性協が昨年10月、JA全国女性組織協議会に呼びかけて実施。全国農協青年組織協議会など幅広いJAグループの協力を得て8万7322筆を集めました。このうち約半数の4万3634筆は3月27日、JA広島県女性協を通じ、国際署名広島県推進協議会に手渡しています。
長崎県JA会館であった署名贈呈式で同JA女性協の杉本三矢子会長は「核兵器廃絶は皆の願い。私たちの署名が皆さんの活動の一助になることを祈念します」と話し署名を渡しました。
署名運動を進める長崎県民の会の田中重光共同代表は「核兵器廃絶へ向け皆さんと一緒に歩んでいきたい」と謝辞を述べました。
ヒバクシャ国際署名は被爆者自らが生きているうちに「核兵器のない世界を実現したい」との思いから始めた国際署名。2020年までに世界中から数億の署名を集めることを目標にしています。
JA全国女性協では、国連加盟国が30年までに達成をめざすSDGs(持続可能な開発目標)17分野の一つ「平和と公正をすべての人に」の実現へ向け署名に取り組みました。