【ながさき県央】諫早市森山町の1号カントリーエレベーターで7月9日、2020年産大麦「はるか二条」の検査を行いました。1659㌧から無作為に抽出したサンプルを検査し、全量1等に格付。
JAながさき県央の農産物検査員3人が検査を担当。容積重(㌘)、水分(㌫)の計測や、形質、整粒歩合、未熟粒の混入など入念に確認しました。本年度産麦は、播種(はしゅ)時期の天候に恵まれ生育が順調に進み、病害や被害粒などは少なく品質良好に仕上がっています。
検査にあたった竈窄(かまさこ)大貴検査員は「本年度産は生産者の努力で品質が良かった。来年度産も排水対策や適期播種に努めていただき、高品質な麦の安定生産を期待したい」と話しました。
同検査は7月中旬まで続き、諫早市、東彼杵郡で生産された小麦「シロガネコムギ」「チクゴイズミ」を各共同乾燥調製施設で行います。検査後、農業倉庫で保管された麦は7月下旬から順次出荷される見込みです。