貯蔵で甘みアップ カボチャ出荷 

JAながさき西海平戸地区南瓜研究会は1月29日、貯蔵カボチャ「くり将軍」、「プリメラクイーン」の品種合わせて約3トンを出荷しました。
令和2年度産は、11月から12月中旬にかけて収穫し、JAの農業倉庫へ入庫後、約2ヵ月間、10~15度の低温で貯蔵。収穫直後のカボチャはデンプン含有率が高く、甘みが弱いが、貯蔵することでデンプンが徐々に糖化して甘味が増します。
この日、生産者はカボチャを一つ一つ、布で丁寧に拭き上げ、階級ごとの箱詰め作業を行いました。台風の被害を受け全体的に小玉傾向となったが、甘味十分で高品質に仕上がっています。同研究会は価格変動が少なく、安定した収入を確保できる、全農との契約販売を行っています。