早生タマ 出荷順調!

JA島原雲仙おばま地区営農センターで2月下旬から、早生タマネギの出荷が始まっています。
昨年産に比べ作付けが25㌃増え、24㌶になりました。病害虫被害や、玉が複数に割れる〝分球〟もほとんど見られず仕上がりは順調。同JAおばま特産センターで全量共同選果を行い、品質、企画の統一を図る。4月下旬までに前年並みの約1100㌧の出荷を見込んでいます。
同JA玉葱部会小浜支部が、「食の安心・安全」を合言葉に生産。全農、重点市場と連携を密に取りながら、継続的、安定的に出荷し有利販売を目指します。品種構成は、超極早生系の「スーパーアップ」、「早生浜豊」が約54㌫を占めていて、極早生系の「浜笑」、「貴錦」が33・6㌫、早生系の「レクスター」12・5㌫などがこれに続きます。
昨年10月下旬から定植が始まり候不順や病害虫の影響もなく順調に進みましたが、その後は降雨量が少なく乾燥状態が続きました。例年に比べて、生育が遅れた圃場(ほじょう)もありましたがその後の降雨で持ち直しました。
雲仙市小浜町にある同JAおばま特産センターでは3月4日、タマネギの選果作業が進んでいました。選果作業員は「昨年は暖冬の影響と思われる分球が多くみられたが、今年はほとんどなく品質は良い」と話しています。
同センターの金田克久センター長は「部会員の方には、適期収穫と一次選別の徹底を呼び掛けている。高品質なタマネギを安定的に出荷し、市場、消費者の信頼を得て、共販率の向上にもつなげたい」と話しています。