緑茶&カフェ「のんこ茶房」 地元を元気に 

「愛する地元を活気づけたい」 東彼杵郡波佐見町野々川地区で茶農家を営む太田久さん(58)=写真=は、昨年12月に緑茶専門店兼カフェレストラン「のんこ茶房(さぼう)」を同町井石郷にオープンしました。

JAながさき県央の茶業部会員でもある太田さんは、地産地消にこだわり、自身が栽培した波佐見茶や米、地元農産物などを使った商品やランチメニューなど多数そろいます。店名は、地元住民が野々川のことを「のんこ」と呼ぶことから命名。「多くの人に愛される店」を目指し、第2の人生を歩みます。
太田さんは大学を卒業後、実家の農業を手伝いながら公務員として30年以上勤務。うち9年間にわたり茶に関する業務を担いました。国内ではリーフ茶の消費量が減少するなか、売り方を変える必要性を感じた久さん。同町を訪れる人が増えたことに着目し、昨年3月に退職して店を立ち上げました。
自家製の蒸し製玉緑茶、和紅茶など4種を来店客に提供したり、個包装のティーバッグ仕様に新調したりして販売。来店客からは「手軽に飲めて、和模様柄のパッケージが可愛い」「緑茶がおいしい」と反響が良く、徐々に来店客が増えているそうです。
現在は、妻・理恵さん、長女・梅野翠さん、三女・歩さんとともに店舗を運営。同時に、次女・小玉叶さんとネット販売の検討を進めています。
太田さんは「まだ始まったばかり。軌道に乗ったら、自身が住む野々川地区に拠点を設け、訪問客を増やしたい」と意気込んでいます。これからも太田さんの挑戦は続きます。