JA壱岐市農産加工部会は3月12日、芦辺町の担い手サポートセンター会議室で役員会を開き、2020年度の販売高について報告があり、各加工場の状況について確認しました。
1年を振り返り、新型コロナが各工場の売上高に大きな影響を与え、特に観光業が打撃を受けた事による観光客の減少は、土産品などを主とした各工場の売上高に大きな爪痕を残しました。
加工部会全体の売上高は、2019年度4月~2月までの約1300万円の売上に対し、2020年度は約9百万円(前年比69%)と減少しました。
同部会の長嶋邦昭部会長は「新型コロナによる観光業への影響が各工場の売上に大きく影響を及ぼしたと思います。2020年度は我慢の年となりました。売れないから作らないではなく、事態が落ち着いた時に十分な活動を行うため原料等の準備を進めてきました。コロナが終息した時には、島内外に向けて新たなPR対策を講じていきたいです」と決意を述べました。