JAながさき県央は3月中旬、雲仙市の県南家畜市場で、2022年に鹿児島県で開催予定の「第12回全国和牛能力共進会」に向けた2次選抜会を開きました。
出品頭数は肥育もと牛候補牛11頭。24日に結果発表があり、11頭のうち5頭が2次選抜を通過しました。通過した牛は、4月のセリで県内の肥育牛農家が導入し肥育を開始します。
審査員は、協議会事務局、各関係機関の評価員ら計10人。発育や体型、資質、肋(あばら)張りなどを確認。2次選抜に出品した繁殖牛部会の中山栄部会長は「管内の牛が選ばれて欲しいという気持ちで挑んだ。管内産の牛が少しでも活躍してくれることを願う」と話しました。
畜産部畜産課の山口敏郎課長は「肥育農家への受け渡し日までしっかり管理してもらい、県央産の子牛をPRしたい。最終選抜まで道のりは長いが、県代表の7頭に選出されるよう指導していきたい」と意気込みました。
県内他JAの2次選抜会も行われ、県内全体で90頭の出品があり、24日に60頭まで絞り込みました。