JAながさき県央大村カーネーション部会は4月中旬、大村市民病院に勤務する医療従事者450人にカーネーション(1人あたり3本)を贈呈しました。コロナ禍でひっ迫する医療現場を支える医療従事者にカーネーションを贈ることで花に癒されてもらうと同時に、日頃の「感謝の気持ち」を伝えます。
贈った花は、長崎県のオリジナル品種「だいすき」を始め、「セルバンデス」「チェリーテッシノ」「ラスカルグリーン」の計4品種。看護師の鶴田真由美さんが代表で受け取りました。
同部会の福田盛憲部会長は「私たち花き農家以上に、医療従事者は苦境を強いられている。私たちの花を見て頑張ってほしい」とエールを贈りました。
4月、新型コロナウイルス感染が急激に拡大し、長崎県内でも徐々に広がり、医療現場は依然として緊張状態にあります。
同じく花き業界も、冠婚葬祭の延期や中止で厳しい状況が続いており、同JA中部営農センター指導振興課の林昂平さんは「販売促進活動が困難な状況が続いている。地元メディアや関係機関の力を借りて産地PRを図るとともに、地産地消も進めていきたい」と話しました。