春バレイショ 選果ピーク

JAながさき県央ばれいしょ選果場で春バレイショの選果が最盛期を迎えています。日本一の選果能力を誇る選果機で日量約170㌧を選果。5月6日現在、九州や関東、関西方面に向け約2000㌧を出荷しています。

メークインの販売平均単価は約3200円(秀品1ケース10㌔)と例年より高単価で推移し、前年同日比では約1・5倍を記録。北海道産春作バレイショの不作による影響や、秋作から続く高値がそのまま続いています。

今年産は品質が良く、平年より気温が高く推移したため、Lサイズを中心とした大玉傾向。週6ペースで出荷し、6月下旬まで続きます。

5月3日から計画出荷を開始し、安定供給を続けて市場評価を高めます。スムーズな産地間のリレー出荷により、5月中旬以降は長崎県産の独壇場となります。

同JA南部営農センター販売課の森泰亮さんは「年明けの相次ぐ雪と霜の影響で生育が遅れ、例年より1週間程度収穫が遅れた。4月以降は雨が多く現在は順調に収穫が進んでいるため、高品質出荷を心がけて適期収穫に努めてもらいたい」と話しました。