壱岐 アムスメロン出荷前目ぞろえ会

JA壱岐市メロン部会は6月2日、芦辺町の同JA多目的集荷場で2021年産アムスメロン出荷目ぞろえ会を開きました。

本年産アムスメロンは生産者31人が245・5㌃で栽培。約450箱、全体で約1万1000箱の出荷を目指していきます。

長嶋孝幸部会長は「各生産者においては急激な気温の上昇もあり管理に苦労されたことと思う。気候変動に対応するためにも、遮光ネットの使用などの対策を講じていきましょう」とあいさつ。

目ぞろえ会では、農産園芸課の山口優希指導員が生育状況と集荷販売対策について説明。本年産は3月上旬の定植時期から6月まで天候にも恵まれました。収穫10日ほど前から天候の変化と成り疲れによる影響がありましたが生育は概ね良好でした。

集荷販売対策では、今年の販売方針を述べた後、出荷要領や昨年産から変更された一部箱詰め容量について説明。本年産についても、島内外への宅配便での出荷を中心とし、同JA直売所や島内商店などでの島内販売を図っていきます。

山口指導員は「集荷が集中し、短期の販売になるかと思われるので、出荷箱数の把握に努め、有利販売を行っていく。各生産者においては、家庭内選果の徹底をお願いしたい」と述べました。