島原雲仙 ブロッコリー冬獲り拡大を目指す

JA島原雲仙南部基幹営農センターは南島原市内で7月中旬、ブロッコリーの実績検討会を開き、「冬獲り」「L玉で収穫」など、今後に向けた検討を行いました。

同JAの戦略品目の一つであるブロッコリーの作付け拡大を図ろうと、2016年度から取り組みを始めました。当初は生産者21人、栽培面積5.6㌶でしたが、20年度産では59人、24.6㌶に増え、出荷量118.1㌧、販売高3744万円の実績を上げました。

20年度産は、定植期に高温乾燥であったため活着に苦労しましたが、その後は台風の影響も少なく10月以降の生育は順調。

冬場は、寒波の襲来により玉の肥大が鈍り収穫が遅れ、価格面では11月中旬ごろ価格が低迷しましたが、12月下旬から1月中旬までは高単価で推移しました。同JAが推奨している「L玉獲り」については、出荷量全体の73㌫と振るわず課題を残しました。

これらのことから21年度産は、作りやすく省力化が見込まれ価格的にも安定している「冬獲り」の作型を増やすことを申し合わせました。同センターの荒木徹職員は、「L玉で収穫する。無理な作付けは品質低下につながるため、品種ごとの特性を理解し栽培する。極端な早播き、定植をしない」などとして生産者を奮起しました。