「小串トマト」加工食品 売れ行き好調

JAながさき県央が運営する直売所「グリーン東彼新鮮市場」で、東彼杵郡川棚町の特産「小串トマト」を使った加工品「トマトピューレ」と「―OGUSHI―カレーパン」の売れ行きが好調です。

8月17日時点で「トマトピューレ」は約50個(1個あたり160㌘)、「―OGUSHI―カレーパン」は約40個販売。利用客からの前評判も良く、商品陳列前から問い合わせがあるほど人気となっています。

2品は、有限会社草加屋が開発した加工食品。「トマトピューレ」は150%濃縮還元で「小串トマト」の甘さを手軽に味わえる商品です。「―OGUSHI―カレーパン」は解凍して食べる仕様で、具材にはドライトマトを使用し、トマトの食感を楽しめる逸品。利用客は「小串トマトの甘みが生かされ、濃いめだけどクセが無かった」と絶賛しました。

販売前には、同JA小串トマト組合の組合員や同JA職員らが2品を試食。同市場の古川久仁生店長は「『小串トマト』本来の甘さがあり、味のバランスが取れていてとても美味しかった。今後は状況を見ながら、関連会社に相談して商品を追加していく」と話しました。