JA島原雲仙有家地区営農センター管内で9月1日からナシ「新高」の出荷が始まりました。
今年産は、春先から好天に恵まれ実止まりもよく、肥大も順調。病害虫の被害も少なく例年以上に出荷が進んでおり、10月上旬まで約35㌧の出荷を見込んでいます。
藤原恭徳部会長ら有家地区梨部会13人が栽培。同地区では7月下旬から出荷が始まる「幸水」、8月上旬からは「豊水」、以降は「新高」と品種をリレーして出荷しています。
収穫したナシは、各家庭で大きさ、形、キズ、日焼けなどを検査した後、階級ごとに箱詰めして氏名印を押し同センターへ持ち込みます。センターでさらに検査したあと、主に長崎県内の市場に向けて出荷。
南島原市有家町上新切の八木良太さんは、1.2㌶で栽培。「豊水、新高を栽培している。どちらも糖度が高く、いい出来だと思う」と話しました。
同センターは「今年産は、開花が早かった為、農家と連絡を取り合い、収穫遅れがないよう早目の出荷を呼びかけている。販売面については、市場と連携を取りながら、有利販売に努めたい」と話しています。