JA長崎せいひで9月下旬から極早生ミカンの選果が始まりました。10月1日に販売を開始し、10月中旬に出荷ピークを迎え、10月末まで出荷が続きます。
同JAでは柑橘(かんきつ)部会員1000人が温州ミカンを生産しています。伊木力選果場(諫早市多良見町)と小迎選果場(西海市西彼町)に集荷し、着色や傷、腐敗、形状などの外部品質と糖度、酸度などの内部品質をセンサーで測定。徹底した品質管理の元で選果を行います。
生果の出荷数量は極早生で約1500㌧を計画。早生、普通と続いて全体では約1万㌧の出荷予定です。
初選果に合わせそれぞれの選果場で初選果式を開き、選果場従業員、関係各社、JA役職員らが出席。同JAの中川一範専務は選果場従業員らに「いよいよミカンの販売が始まるがケガなどの事故には十分注意し、選果に励んでいただきたい」と話しました。
伊木力選果場では昨年度末に導入したプレ選果機の運用開始により、部会員の高齢化対策や家庭選果労力軽減対策と併せて、取扱量の拡大を目指していきます。