農高生が先生に! 芋掘りで食農教育

ながさき西海農協青年部田平支部は11月中旬、北松農業高校生徒30人と田平東小学校3年生10人を対象に、北松農業高校の圃場で食農教育活動を行いました。

青年部田平支部がサポートし、高校生が小学生に6月に定植したサツマイモの収穫を通じて「農業の魅力」と「食の大切さ」を伝えました。高校生が先生となり、小学生に農業を指導する食農教育は今年で3回目です。

サツマイモの収穫の仕方を高校生が優しく指導し、小学生も分からないことは質問しながらスムーズに作業を進めました。

収穫の後は青年部が早朝より準備していた焼き芋をみんなで試食。児童たちは「自分たちで植えたさつまいもはやっぱりおいしい」と笑顔がこぼれました。

青年部田平支部の森田泰成部長は「今回の食農教育活動を通して、高校生が農業の魅力を実感し、将来の選択肢に農業が入ってくれればと願う。さらに、小学生が楽しく農業に触れていけるよう今後も活動を継続していきたい」と話しました。