【長崎県JAグループ】JA戦略型の研修が修了しました

 JA長崎県中央会は、JA戦略型人材育成研修の修了あたり、諫早市のJA長崎県研修所でプレゼンテーション発表会を開きました。県内JAから参加した職員19人が所属JAの事業や業務の現状や問題点などを考察し、解決策を発表しました。JAながさき西海御厨支店の吉田友美さんが最優秀賞に輝き、県代表として来年2月の全国発表大会への出場を決めました。
吉田さんは「有効なOJTの仕組みづくり」と題して、トレーナー(指導側の職員)のあり方や職場内のサポート体制について発表。「一人前のJA職員」を育成するためのOJT(職場内訓練)である「トレーナー制度」の改善案として、トレーナー選任の見直しや新人職員の育成状況を職場内で共有すること、トレーナーを含む職員全体の指導スキルや職員育成に対する意識向上を目的とした研修などの実施計画を示しました。
研修は7月から12月に全6回(20日間)実施。経営戦略や組織論などの基礎知識をはじめ、先進JAや企業の事例から改善・改革への考え方を学びました。今回の参加者を含め、これまでに236人が研修を修了しています。
今後は所属JAで提案・実践していくことで、組合員や組織に対して一層の貢献を果たします。

写真説明=研修を終了したJA職員(吉田さんは前列㊨から5番目)